鎌倉検定の公式テキストブックを参考に、鎌倉の神社仏閣へお花めぐりに行ってます。
今回は4月に見られる「カイドウ」を見に行ってきました。
鎌倉では桜に劣らず人気のある花の一つですね!
目次
カイドウ(4月上旬~中旬)
バラ科リンゴ属。
カイドウは美人の代名詞として使われるようです。中国の皇帝が眠る楊貴妃をカイドウに例えたそう。
光則寺、妙本寺、安国論寺にあるカイドウの木を「鎌倉三大カイドウ」と呼んでたみたいですけど、安国論寺の木が古木になって枯れちゃいました。
光則寺のカイドウの木は、樹齢200年、鎌倉市の天然記念物、神奈川県の「名木100選」
妙本寺のカイドウの木は、文豪の三角関係で揉めてた小林秀雄(鎌倉文士)と中原中也(鎌倉文士)が見上げた木
鎌倉検定本には、光則寺、安国論寺、海蔵寺が掲載されています。
北鎌倉エリア
福源山 明月院
紫陽花で有名な明月院。でも紫陽花だけじゃない。四季折々の花が咲くお寺です。
カイドウも境内の広いお庭の一部に、ボケと同じ場所に咲いています。
カイドウだけポツンと目立つように咲いていないので、ちょっと分かりにくいかもしれませんが。

扇ガ谷・小町エリア
扇谷山 海蔵寺
残念ながら若木ということもあり、鎌倉三大カイドウの仲間入りは出来ていませんが、本堂前に咲いてあるカイドウは勢いがあっていい感じで咲いてくれます。

4月に入ると山門に入った時からピンク色が目立ちます。
源氏山公園
源氏山公園って結構広いですけど、カイドウが咲いているのは東屋がある銭洗弁財天・大仏ハイキングコースが合流する地点です。

長谷・極楽寺エリア
行時山 光則寺
鎌倉検定本によると、光則寺には境内に七本のカイドウが植えられているらしく、本堂前のカイドウの木は樹齢200年で市の天然記念物ということ。
実際に本堂前のカイドウには、しっかりと棒標が立てられているので、すぐにカイドウだと分かります。
でも少しでもピンク色のふっくらとした蕾があれば分かりますけどね。




3月20日はまだカイドウが咲き誇るには早かったみたいです。
が、4月15日では遅かったようです。今回はピークの花を見られずでした(涙)
大町・名越・材木座エリア
長興山 妙本寺
妙本寺境内の一番奥にある一番大きな建物「祖師堂」
その前にカイドウの大きな木が数本植えられています。手前側には桜も同時期に咲くので、桜の薄いピンク色と、カイドウの濃いピンク色の両方が同時に見れるのでとっても奇麗です。


楞厳山 妙法寺
妙法寺はいつも閉じられている「総門」前に一本かな?咲いていました。
本堂へ向かう受付とは違う場所ですけど、拝観料の要らない境内外の場所ですね。
妙法寺さんは時期によっては週末しか開いてなかったりするし、開門前の早朝でも見られる、境内外に咲く花はありがたいです。
