喜泉庵|鎌倉の古刹浄妙寺境内、枯山水庭園を眺めながらお抹茶を頂く贅沢時間

喜泉庵|鎌倉の古刹浄妙寺境内、枯山水庭園を眺めながらお抹茶を頂く贅沢時間

2020-07-02

今回は、浄妙寺内にある「茶堂・喜泉庵」で抹茶頂いてきました。
いつも気にはなっていたのですが、そのうち行こう行こうと後回しに。

そしたら、これまた今度行こうと思っていた、円覚寺の如意庵茶寮「安寧」さんが2020年5月15日で終了したことを知って大後悔(汗)

喜泉庵さんが終了するとは思えませんが、行けるときに行かないで後で後悔はしたくないな、ということで訪問しました。

茶堂 喜泉庵(きせんあん)

喜泉庵は、金沢街道にある鎌倉五山第五位の古刹「浄妙寺」の境内にある茶堂です。
別途、浄明寺の拝観料(100円)が必要になります。

喜泉庵の場所

※詳細は喜泉庵HPをご覧ください。

営業時間:夏 10:00~16:30 / 冬 10:00~16:00

喜泉庵は、お抹茶と生菓子を枯山水庭園を眺めながら、ゆっくりと時間を過ごす場所です。
鎌倉でもお寺内でお茶を頂けるところは少ないので、貴重な経験だと思いますよ。

喜泉庵のお品書き

メニューはとってもシンプルです。
カフェではありませんのでね。飲み物の抹茶のみ。

生菓子は季節によって変わります。今回は初夏の訪問だったので涼しげな水菓子でした。

2020年6月時点のメニュー

お値段は高めと思われる方も多いかなと。。
なので、実際に喜泉庵を利用される方は多くないので、特に平日は静かな空間を独り占めできると思います。

境内(茶堂の外)から枯山水庭園を撮っている方は多いんですけどね。
折角、浄明寺まで足を運んだのでしたら、喜泉庵利用したほうが良い思い出になると思いますよ。

喜泉庵での食事

お抹茶と美鈴の錦玉。1000円+税。
初夏(6月上旬)だったので水菓子でした。抹茶は暖かいです。

インターネットで探してみると、鎌倉の宝戒寺の近くに「和菓子の美鈴」さんっていうお店があります。
ここの和菓子を提供していると思われます。

美鈴(食べログ)

冬場(12月)に再訪したときは、水菓子ではなくて「練切り?」のような和菓子になってました。
和菓子は数種類あるみたいで、私は「柿」でした。

喜泉庵の堂内

畳敷きの大広間に、テーブルと椅子が並んでいます。
椅子に座って枯山水を眺めながら、お抹茶と和菓子をゆっくりと頂きます。

浄妙寺にほど近い、竹寺で有名な「報国寺」。

ここでも抹茶を頂くことができますが、観光客も多く、しっかりした堂内ではないので、ちょっとアウトドア感もあり、この喜泉庵とは全く異なります。

この対比も面白いかもしれません。

京都のお寺で見られるような、建物と枯山水の構図は喜泉庵さんだけかもしれませんね。

庭の端っこには蹲があって、水が滴る音が絶えず響いています。
これ見てるだけでなんか落ち着きますねー。

掛軸や床の間などもありますので、堂内を見て回るだけでも、ちょっと室町時代にタイムスリップした感じ。

冬場になると開けっ放しの堂内は寒いですから、ストーブが登場します。

季節が変わると、美鈴さんの和菓子も変わるみたいなので、定期訪問してみたいと思います。

鎌倉の神社仏閣境内で頂ける茶寮等

円覚寺 塔頭「佛日庵」

・報国寺 竹の庭「休耕庵」

一条恵観山荘 かふぇ楊梅亭

明月院 月笑軒

次回訪問予定

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