鎌倉検定の公式テキストブックを参考に、鎌倉の神社仏閣へお花めぐりに行ってます。
今回は11月に見られる「センダンの実」を見に行ってきました。
センダンの実(10月下旬~12月中旬)
センダンの一生は長い。
5~6月に淡紫色の花を付けて、10~12月頃に果実が黄褐色に熟す。落葉しても梢(こずえ|木の幹や枝の先)に果実が残る。
人間が実をたくさん食べると嘔吐や腹痛、呼吸停止を引き起こす。
平家物語で平宗盛、平清宗親子(壇ノ浦で負けた)が京都三条河原で生首をかけられた木として登場。
「栴檀(せんだん)は双葉より芳し」
センダンを解説しているいろんなサイトが、
「栴檀(せんだん)は双葉より芳し」のセンダンは白檀のことで、この木とは別種と書いてるけど、一度読むだけじゃ意味不明。
「 栴檀は双葉より芳し(せんだんはふたばよりかんばし)」と言いうのは、ことわざ。
意味は、大成する人は幼少の時からすぐれている。(白檀は発芽の頃から香気を放つから。)
※双葉:種子が発芽したときに見られる2枚の子葉の事。
中国では白檀(びゃくだん)を栴檀(せんだん)と読むことがあるらしい。なるほどねー。
鎌倉検定本では、円覚寺夷堂、高徳院(大仏背後)、一の鳥居が記載されています。
本覚寺(夷堂)
本覚寺の七福神を祀っている夷堂の前に大木があります。
センダンの実が、想像していたより大きかったのが印象に残ってます。
2020年は早めの時期に訪問。葉っぱがまだ残っていて実が見つけにくい・・・。
一の鳥居
鎌倉検定本に書かれてあった一の鳥居です。「若宮大路沿いの一の鳥居付近にみられる」
と、あったのですが一の鳥居付近には見当たりませんでした。もうちょっと前後に行かないといけないのかもしれません。

高徳院(鎌倉大仏)
鎌倉検定本には大仏背後に咲いていると記載があります。
センダンの実は大きくて分かりやすいからすぐに見つかると思います。
鎌リスさんはセンダンの実が好きなのか、大仏後頭部とのツーショット写真を撮ることもできますね!