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浅野屋(あさのや)
今回は、松竹大船撮影所が出来る以前、創業大正11年(1922年)のお蕎麦屋さんへ。
創業の地は蒲田。
蒲田といえば、松竹大船撮影所が移転してくる前の場所。
1936年(昭和11年)松竹の撮影所が蒲田から大船へ移転すると、一緒に浅野屋さんも大船へ移転したそうです。松竹撮影所と共にあるお蕎麦屋さんなんですね。

今は、その松竹撮影所がありませんが・・・。
ちなみに、松竹大船撮影所があった当時からあるもう一つのお店が中華料理の「でぶそば」さん。
それに対抗してか、浅野屋さんは「ちびそば」なんて呼ばれていたとか。
旧松竹大船撮影所ゆかり巡りするには、上記2店舗は外せませんね!
浅野屋さんの場所、営業時間
浅野屋さんは、旧松竹大船撮影所の近く。
つまり、今のイトーヨーカドーと鎌倉女子大学大船キャンパスの近くです。
JR大船駅からは、松竹通りを約500mほど歩かないといけないので、少し遠くに感じるかもしれませんね。
そういう時は、JR大船駅そばにある「浅野屋大船駅前店」が便利です。

場所柄、松竹大船撮影所が有った時は、松竹映画の出演者やスタッフさんなどが通ったそうです。
今は、鎌倉女子大学。女子大生と老舗そば屋さんの相性はどうなんでしょう・・・。
公式HPやSNSなどはされていないようです。
営業時間:11:00~20:00(LO19:30)
定休日 :木曜日
※ちなみに、大船駅の近くにも支店「浅野屋 大船駅前店」があります。
浅野屋さんの店内
創業100年、大船に来て約85年の老舗そば屋です。
店内は張り紙やテーブル、椅子など昭和レトロな感じです。そして、蕎麦屋さんって感じです。
お店の入口側に4名掛け、2名掛けのテーブルが7つほど。
奥には、会合もできそうなちょっと広めのお座敷スペースがあります。

お店の入口側の奥と、お座敷側の奥に扉があって(繋がっています)、その奥にお手洗いがあります。
ちょっと不思議な構造です。

お店の奥には「松竹大船撮影所」の絵が飾られています。
松竹大船撮影所の大道具さんが書かれた絵だそうです。奥に見えるのが富士山。
右奥にある真っすぐの道が今の松竹通りでしょうか?
浅野屋さんのメニュー
浅野屋さんのメニューですが、お店の外にはメニューがありませんので、お店に入って席に付いて初めてメニューを見ることになります。
高かったらビックリですが、もりそばなんかは700円(税込)と良心的なお値段です。
でも、天ざるになると急に値段が跳ね上がりますが・・・。いい天ぷら(えび天?)なんでしょうね・・・。

浅野屋さんはお蕎麦屋なのですが、お蕎麦屋といえば丼ものですね!
メニューにはご飯物として、いろんな丼ぶりのメニューが書いています。

おそばに付けられるミニ玉子丼もありますよ。(店内の掲示)
他にも、一品料理がたくさん。お酒と一品料理で食事を楽しむ常連さんの姿も良く見られます。
お会計も数人で優に1万円を超えてきたり。
常連さんに愛されているお店なので、閉店しちゃう心配は今のところなさそうですね。(分かりませんが・・・)

浅野屋さんの食事
もりそば
と言うことで、まずはシンプルにもりそばを頂きました。
白いお蕎麦ですね。蕎麦湯もちゃんと。
以前は693円(税込)と、端数が大変だったんでしょうか、今は700円(税込)という奇麗な数字です。
高いそば屋はもりそばだけで1,000円近くいきますから、良心的なお値段。

かつ丼
そして、蕎麦屋の丼ものにも挑戦で、かつ丼を頂きました。1,100円(税込)
お味噌汁と漬物が付いてきます。お味噌汁は小さい豆腐が入ったシンプルな味。
トンカツは脂身は一切れ程度で、他は脂身の無いぎっしりお肉でとても美味しいです。

これは、天丼や親子丼なども食べてみたいですね。
浅野屋さんの支払い方法
浅野屋さんの支払い方法は、現金のみです。
お店の入口の扉にもきちんと張り紙がされています。Go to イートなどもやられていません。
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