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十二所果樹園(じゅうにそかじゅえん)
十二所果樹園とは?
十二所果樹園は、鎌倉風致保存会が買い上げ、ボランティア活動などを通じて維持管理している果樹園です。
果樹園と言ってもフルーツ狩りが出来る施設ではありません。
↑これかなりの人が思う内容らしいです。

梅約400本、栗約200本、柚子約40本が植えられて、梅の木の本数では鎌倉一だそうです。
また、果樹園の奥には、鎌倉市内で2番目に高い標高149mの展望台(1番目は天園ハイキングコースの大平山山頂)があり、空気が澄んだときには、横浜方面、東京湾、富士山などが見渡せます。

十二所果樹園へのアクセス
十二所果樹園には駐車場がありません。
そして自転車やバイクの乗り入れも禁止されているため、ウォーキング、ハイキング(いわゆる歩いて)で行くことになります。
JR鎌倉駅から京急バス「鎌23・鎌24」に乗って、最寄りの「十二所神社」バス停で下車します。
所要時間約13分(料金210円)です。
バス停を降りたら、下記のような行先表示があるので十二所果樹園の矢印の方向を目指します。

そこから、朝夷奈切通(鎌倉側入口)を経由して歩きます。
しばらくは十二所の住宅街の中を歩いていきますが、後半は太刀洗川を左に砂利道を歩いていきます。
この辺は観光客が殆ど来ない場所なので、少し心配になるかもしれません(汗)
途中、梶原景時が誅殺した上総広常の血のりの付いた太刀を洗ったと言われる、梶原大刀洗水を通過するとすぐに朝夷奈切通(鎌倉側入口)に到着します。上総広常の屋敷はこの付近にあったと言われています。
ここで、十二所果樹園との分岐になります。

十二所神社バス停から朝夷奈切通(鎌倉側入口)までの道は下記動画を参考下さい
ここから十二所果樹園への道は、もっと道路状況が悪くなりますが、気せず登ります。
徐々に登りがきつくなってくると、見えるゲートまであと200mの案内板。

十二所神社バス停から距離にして約850mで十二所果樹園の入口(ゲート)に到着です。
十二所果樹園のゲートをくぐったら、果樹園内を展望台まで歩きます。約500mほどです。
ゲート以降、十二所果樹園展望台までのルートは下記動画を参考下さい。
十二所果樹園展望台まで
十二所果樹園内では、やまなみルートといって、逗子ハイランドから熊野神社(横浜市)を繋ぐハイキングコースと一部ルートが被ります。

ここで道迷いをしてしまうと、とんでもない場所へ行ってしまいますので、ご注意ください。
最寄りのお手洗い
十二所果樹園には公衆トイレが設置されていません。
最寄りの公衆トイレは「光触寺」まで(ここでもかなり遠い)戻ることになるので注意しましょう。