鎌倉検定の公式テキストブックを参考に、鎌倉の神社仏閣へお花めぐりに行ってます。
今回は4月に見られる「ボタン」を見に行ってきました。
目次
ボタン(牡丹|4月中旬~5月上旬)
ボタン科ボタン属
ボタンの中でもこの4~5月の時期に開花するのは「春牡丹」の園芸品種ですね。
他には寒い時期に開花する「寒牡丹」や「冬牡丹」があります。違いは良く知りませんが・・・(汗)
文学で初めて登場したのが「枕草子(平安時代に清少納言が書いた随筆)」だそうで、えらい昔から日本にあったそうですが、元々の原産地は中国。美しさを象徴する植物。
ボタン園とか行けば分かるのですが、とにかく種類が多くて全部覚えるなんて困難。
江戸時代に観賞用のボタンが生み出されてそうですが、今世の中に出ているのは明治期以降だそうですよ。
ボタンと比較されるのが「シャクヤク」。「立てばシャクヤク、座ればボタン」。
薬用としても知られ、漢字では「芍薬」
ランナー界ではメジャーな、攣り薬で有名な「芍薬甘草湯」は、このシャクヤクが成分。
鎌倉検定本には、建長寺(仏殿前庭、西来庵参道)、円覚寺(松嶺院)、神苑ぼたん庭園が記載されています。
鶴岡八幡宮
この時期になると入ることができる「神苑ぼたん庭園」です。入場料は300円(2022年度)です。
年明け早々に見られるのは「正月ボタン」と、ちょっと違う。




海光山 長谷寺
下境内にボタンが咲いています。
しかし長谷寺さんは、どんな花でも見られるようになってますね。凄いです。

巨福山 建長寺(塔頭 西来庵)
創建750年を記念した境内整備の一環で、仏殿前庭や西来庵参道に多数のボタンが植えられています。
※第13回鎌倉検定2級に出題
西来庵は、修行道場のため非公開で立ち入り拝観はできません。
ボタンの期間に限定公開されるらしくGW中だったり、GW前だったりと日程は決まってないようです。
鶴岡八幡宮のボタン庭園が見ごろな時に行くとよいかもしれません。


瑞鹿山 円覚寺(塔頭 松嶺院)
2020年は新型コロナウイルスのため4月下旬から円覚寺が拝観中止に。
花を見るところではありませんでした(涙)
