鎌倉検定の公式テキストブックを参考に、鎌倉の神社仏閣へお花めぐりに行ってます。
今回は3月に見られる「ハクモクレン」を見に行ってきました。
目次
ハクモクレン(3月下旬~4月上旬)
モクレン科モクレン属。
ハクモクレンは名前の通り白いモクレン。普通のモクレンは紫色が多いですね。
咲く順番としては、ハクモクレン→シモクレンっていう流れ。
冬の時期から、ロウバイやウメとかボケとか小さい花を見続けてきたので、ハクモクレンの上を向いて咲く大きな花にはびっくりしますね。
単独で大きな木(6~10mほど)の事が多いですが、確かに上の方に沢山さいているハクモクレンの木を多く見かけます。
鎌倉検定本には、円覚寺佛日庵(塔頭)、東慶寺、宝戒寺、長谷寺が掲載されています。
北鎌倉エリア
★瑞鹿山 円覚寺(塔頭 佛日庵)
円覚寺境内にある塔頭の一つ。
ここはハクモクレンで有名な場所で、大きくて沢山のハクモクレンを付ける木が植えられています。
中国の作家、魯迅(中国の小説家|代表作:阿Q正伝)から送られた株だそうです。
大佛次郎の「帰郷」に書かれてます。
なかなか圧巻ですよ。
佛日庵は境内に入るのに100円必要です。が、境内に入らなくても写真は撮れます。木が高いので。
★松岡山 東慶寺
東慶寺さんのハクモクレンは3か所くらいに咲いているのかな?
書院の横(三門入ってすぐ右側)。白蓮舎(写経所)の横。建物の名前はハクモクレンから取ってるのかな?
が分かりやすいと思います。
白蓮舎のハクモクレンは高い木。書院横はそこまで高くない木です。
山ノ内ハクモクレン公園
神社仏閣では無いんですけど、北鎌倉のとあるマンション区画に作られた公園です。一本のハクモクレンなんですけどとても元気で沢山のハクモクレンが咲きます。
マンションを建てる前の民家に庭先に植えられてたらしく、昔は地域のシンボル的存在だったそう。残ってよかった。
扇ガ谷・小町エリア
★金龍山 宝戒寺
拝観所を入ってすぐ左に高いハクモクレンの木が植えられていますね。
3月上旬に行ったのですが、もうすでに殆ど枯れてしまってました。
2020年は暖冬と言うこともあって開花が早かったんでしょう。時期としては3月下旬からなのに・・・。
長谷・極楽寺エリア
★海光山 長谷寺
境内下の池泉庭園(入り口から初めの階段に向かう場所)に大きな木があります。
また、海光庵の付近にも大きなハクモクレンの木がありますよ。
ハクモクレン2月末には蕾だったのに、3月中旬にはもう枯れかけてました。
意外と奇麗な時期が短いですよね。
大船エリア
玉縄山 貞宗寺
貞宗寺の本堂左側に「サラサモクレン」の大きな木が植えられています。
時期的に、サラサモクレンの下には紫色のショカツサイが絨毯のように広がっていて、上も下も紫色になってみごたえ十分です。
サラサモクレンとはハクモクレンとシモクレンの交配種とのこと。紫色よりちょっと薄い。
亀鏡山 大長寺
本堂の前にハクモクレンの木が立っています。