鎌倉の秘境|大江稲荷神社(鎌倉市十二所)~大江広元公を祀る

鎌倉の秘境|大江稲荷神社(鎌倉市十二所)~大江広元公を祀る

今回は鎌倉市十二所にある小さな神社です。

十二所は鎌倉の最東ですが、朝夷奈切通や光触寺、明王院などが知られていますが、この大江稲荷は大抵スルーじゃないでしょうか?っていうくらいひっそりとした場所にあります。

大江稲荷神社(鎌倉市十二所)

大江稲荷へのアクセス

場所ですけど、鎌倉方面から朝比奈方面へ向かって行き、朝夷奈切通へ行くちょっと前(左側)です。
メイン道路の「金沢街道」からちょっと入った場所にあります。

駐車場とかありませんから、車で行くのは難しいと思います。

案内板は土木事務所が建てている案内板の下にちょこっとだけ。
朝比奈方面を向いているので、鎌倉方面から歩いてくると視界に入らないので見逃してしまいます。

大江稲荷について

大江稲荷の説明板には下記のように書いてあります。

祭神は大江広元公である。
源頼朝が鎌倉幕府を開いた際、政所の初代別当(長官)として、頼朝の右腕を務めた人物。
初午祭では、神主ではなくご本尊の大江広元木像を祀る、十二所の五大堂明王院のご住職が、読経供養する。

大江広元

1148-1225。平安時代末期~鎌倉時代初期にかけての朝臣。
鎌倉幕府初代政所別当。鎌倉殿の13人の一人。毛利氏の祖。

実は大江広元邸が有った場所が十二所(明石橋の近く)と言われています。
なので、十二所にこの神社があることには何の不思議もありませんね。

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普段は人も振り向かないような小さい社なのですが、2022年は一気に注目され、説明板も設置、のぼり旗も立ち、大江広元役の俳優「栗原英雄」さんまでお参りに来る状況です。

朝夷奈切通

大江広元邸跡から六浦方面に行く途中には「朝夷奈切通」があります。

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