【案内板】漫画「鎌倉ものがたり」一色先生の足跡板(第1弾)

【案内板】漫画「鎌倉ものがたり」一色先生の足跡板(第1弾)

2020-04-27

鎌倉市がクラウドファンディングを活用して、鎌倉市内に案内板を設置するプロジェクト。
前回の「鎌倉これあらた(維新)」に引き続いて、鎌倉ものがたり案内板が実施されました。

【案内板】鎌倉これあらた(維新)の設置場所
鎌倉市がクラウドファンディングで支援者を募って、市内各所に案内板を設置するプロジェクトの第一弾。2017年1月13日から募集を開始しました。 1万円の寄付者には…
www.1192-diary.com

今回も寄付された方は案内板に名前が載りましたね。

また、観光客分散化の目的もあるため、源氏山公園にある葛原岡神社と、横浜市に近い十二所など、案内板がアチコチに飛んでますので・・・鎌倉さんぽにはいいかも。

鎌倉ものがたり 一色先生の足跡板(第1弾)の設置場所地図

設置場所をgoogleマップに纏めてみました。

鎌倉ものがたり 一色先生の足跡板(第1弾)の説明板

葛原岡神社

 葛原岡神社は、後醍醐天皇の忠臣として鎌倉幕府討幕のために活躍した「日野俊基卿」を祀る神社として、明治の初めに創建されました。俊基卿は、学問に優れていたことから学問の神様として、また建武の新政への道を開いたことから、開運の神様として崇められています。
 境内には良縁にご利益がある縁結びの「男石」・「女石」があり、あらゆる縁を求めて、多くの方が参拝されています。また、鳥居に向かって右手の石は「魔去ル石」といい、魔が去るように願いを込め、盃をこの石に当てて割れば、幸せを勝ち取れるとされています。
 漫画「鎌倉ものがたり」の中では、葛原岡に棲む魔獣が心中を図る一家を救うかわりに、一目惚れしたその一家の娘を妻にしようとすることで起こるトラブルの話に登場します。

鎌倉市中央図書館

 鎌倉市の図書館は、1911年(明治44年)、現在の第一小学校の前身、鎌倉小学校の敷地内に誕生した「鎌倉町立図書館」から始まりました。その後、関東大震災での倒壊による移設、建て替えや、太平洋戦争中には建物が軍に接収されるなど、激動の時代を経て、1974年(昭和49年)に「鎌倉市中央図書館」として今の姿となりました。
 図書館には、貸出対象の本の他にも、著名人から著名人への贈呈署名本など貴重な書籍や、古絵図、錦絵なども所蔵されており、鎌倉の歴史が所蔵されているといっても過言ではありません。
 漫画「鎌倉ものがたり」の中でも、一色先生をはじめ、様々な人が過去の事件の関係資料や、歴史資料などを調べている様子が魔物の姿とともに描かれており、人間、魔物を問わず住民に愛される施設となっています。

鎌倉国宝館

 1928年に開館し、鎌倉市域や近隣の社寺に伝わる文化財のうち、多くの代表的な作品の寄託を受け、これらを保管・展示しています。仏像が露出展示されているので、仏堂にいるかのような雰囲気で仏像の生の迫力を体感できる点も魅力です。館内には、禅宗文化にかかわるものも多く展示されています。
 漫画「鎌倉ものがたり」でゆかりの品は残念ながら展示されておりませんが、作品の中では、魔力を秘めた国宝が所蔵・展示される施設として登場しています。その奇妙な展示物の数々は、時に鎌倉で起こる様々な怪事件の原因となることもあり、まさに作品に描かれている、人間や魔物、幽霊、神様が共に暮らす神秘の町「鎌倉」を象徴するものとなっています。

鎌倉市役所本庁舎

 鎌倉市役所は元々、現在の生涯学習センターの位置にありましたが、昭和37年(1962年)に火災により全焼してしまい、こちらの現庁舎は昭和44年(1969年)に完成したものです。
 元々、この地には「鎌倉御用邸」がありましたが、大正12年(1923年)の関東大震災で倒れてしまいました。その後、昭和6年(1931年)に御用邸が鎌倉町に払い下げられ、その2年後、御成尋常高等小学校(現在の御成小学校)が開校しました。「御成」という校名は、皇族の方が「御成りになった」ことから定められ、今は市役所の住所でもある町名「御成町」にもその由来を刻んでいます。
 漫画「鎌倉ものがたり」では、健康福祉部職員の窓際万平、魔物が人に混ざって暮らす鎌倉の町での高齢者本人確認調査に苦労するという、現在でも高齢化傾向が顕著にあらわれている鎌倉を象徴するような話に登場します。

十二所

鎌倉市の北東端に位置する地域で、昔は「十二郷ヶ谷」ともいわれたようです。十二軒の村だったのでこういう名前がついたのだとか、熊野神社の十二社があったからだともいわれています。
 十二所には落ち着いた雰囲気の社寺や果樹園があり、ここから東へ進んだ先の朝夷奈切通しは、鎌倉の自然を象徴するスポットの一つで、その名は朝夷奈三郎義秀という武士が一夜でこの峠を切り開いたからという伝説からついたと言われています。
 漫画「鎌倉ものがたり」の中では、多くの謎を秘めた一色家のばあや「大河原キン」が住む、「鎌倉の秘境」として描かれており、山の神に人身御供を捧げる行事や、裁きに手心を加えてもらうために閻魔大王に袖の下を送る「冥途講」など独自の文化が残る地域として描かれています。

YouTubeで朝夷奈切通しを見てみる

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