今回は鎌倉~江の島の観光地を江ノ電を使わずにランニングで走っちゃうコース。
前半は内陸で後半は海岸沿いっていう美味しいとこ取りのルートですよ。
目次
鎌倉ランニング(鎌倉→江の島コース)
今回のコースのポイントは前半部分です。
良く分からずに鎌倉から江の島を走ろうと思うと、まず若宮大路の海沿いに下り、滑川交差点に出て、そこから海岸線をひたすら走るコースになっちゃうと思います。
でも鎌倉ランで楽しいのは陸地側の隠れた坂道や歴史道。そこを盛り込んだルートですよ。
鎌倉→江の島ワンウェイコース
お薦め時期:通年
スタート:JR鎌倉駅/江ノ電鎌倉駅
ゴール :江ノ電江ノ島駅
走行距離:10km
詳細ルート:JR鎌倉駅→古我邸→鎌倉歴史文化交流館→タチンダイ→大仏切通→高徳院(鎌倉大仏)→御霊神社(坂ノ下)→坂ノ下路地→由比ガ浜→稲村ケ崎→江ノ電鎌倉高校前(スラムダンク踏切)→腰越界隈→江ノ電江ノ島駅
コインロッカーや公衆トイレの情報は下記ページをご覧ください。
似たようなルートをYouTubeで見る
大仏ハイキングコースを走ったり、ゴールが七里ガ浜になったりと異なる点はありますけど、ほぼ同じルートになっています。
写真で見る鎌倉ランニングルート
JR鎌倉駅
集合は鎌倉駅です。
今回のルートであれば「長谷」側出口でもOKですが、マンホールでシューズ円陣をするために「小町通り」側出口に集合です。
土日祝日、ましてや3連休とかだと小町通りは大賑わいなので、近づかない方が良いです。
鎌倉マンホールで写真を取ったらそのままガードレールをくぐって「長谷」側出口へ。
御成通りを一旦北上します。
古我邸
鎌倉の三大洋館の一つ「古我邸」の前を通ります。
今はフレンチレストランとしてオープンしてますね。お庭ではカフェ利用も可能です。
鎌倉歴史文化交流館
この辺は少し坂道が続きますが、2017年5月にオープンしたいわゆる「鎌倉歴史博物館」です。
著名な建築家ノーマン・フォスターの設計事務所が手がけた元個人住宅。
そのまま、佐助トンネルを抜けて、市役所通りを長谷方面へ。
タチンダイ(北条氏常盤亭跡)
左側に「樹ガーデン」を眺めながらしばらく走ると、右側にはタチンダイが。
時間があればちょっと寄り道すれば、鎌倉らしい遺跡が待ってますよ。
大仏切通
再び市役所通りを長谷方面へ走ると「八雲神社前」交差点へ出てくるので、それを左折(長谷方面)です。
道沿いを走っていると「火の見下」バス停がある場所から大仏切通へ入っていける路地があります。
大仏切通は鎌倉七口の一つ。
鎌倉時代からある山道を削って切り開いた国指定史跡の歴史道です。
木々に囲まれていることもあって、鎌リスさんとの遭遇率も比較的高め。
高徳院(鎌倉大仏)
大仏切通の最後は長い階段。階段が終わって道沿いに走って行くと、国宝の鎌倉大仏で有名な高徳院に出てきます。拝観料は2019年9月に値上がりして300円です。
御霊神社(坂ノ下)
高徳院から海側へ走って行くと「長谷観音前」の交差点が。それをさらに進むと進行方向右側に「白日堂」っていう鎌倉彫の工房兼住宅の景観重要建築物が見えます。
そこを右へ入っていく路地を進むと、江ノ電が目の前を通る神社で有名な御霊神社へ行くことができます。
坂ノ下路地
御霊神社で江ノ電とのコラボ写真を撮ったら、そのまま踏切を渡って海側へ。
右側に「力餅屋」が見えてくると、道路向こうには高級食パン店「ブレッドコード」も見えてきます。
そのブレッドコードの左側にある、細い砂利道を進むと、お洒落なカフェ等を横目に由比ガ浜の海沿いに、出てきます。
由比ガ浜
由比ガ浜はそのまま海沿いに走って行きましょう。
ランニングしている人も沢山。海の向こうにはオレンジ色の逗子マリーナも見えますよ。
稲村ケ崎
由比ガ浜の海岸線も終了に差し掛かると登り坂へ。登りきると目の前に富士山と江の島が現れます。
冬の空気の澄んだ日は最高の景色ですね。下り坂を降り切ったところに稲村ケ崎公園です。
稲村ヶ崎公園の階段からは下の岩場まで出ることができて、海を間近に感じられます。
江ノ電鎌倉高校前の踏切
稲村ヶ崎からは、また海岸線(国道134号線)を走ります。
一本内陸側の道を進めば、江ノ電と並走できる道路を走ることもできますね。
しばらく走ると、漫画「スラムダンク」で有名な江ノ電鎌倉高校前の踏切です。
海外の方(特に中国・韓国・台湾の方)でいつもごった返します。
が、今回は新コロナウイルス騒動で、閑散とした踏切でした。
江ノ電江ノ島駅
国道134号線を江の島方面に走って行き「小動」交差点が見えたら右側へ。
江ノ電腰越駅を過ぎたあたりから龍口寺まで、江ノ電と並走できる区間が始まりますよ。
ゴールは江ノ電江ノ島駅。
スズメさんが着飾って、皆さんのゴールを待ってます。
その他のお薦め鎌倉ランニングコース
稲村ケ崎から江の島までの海沿いルートは、代替ルートも少なくていつも同じ道になってしまいます。
鎌倉駅から海側まで行くルートは、長谷寺経由とか極楽寺経由とか源氏山経由とかいろんなバリエーションがあるので、何回でも楽しめると思いますよ。
走るシーズンによって、咲く花も違ったりするので、そういうのも考慮するとより楽しいランニングコースの出来上がりです。