京都には沢山の飲食店、お土産店、老舗和菓子店があって、全てを食べ歩くことは不可能なので、まずは京都検定本(京都・観光文化検定試験 公式テキストブック)に掲載されているお店から巡ってみることにしました。
京菓子・京菓子マップ
京菓子編
「京都・観光文化検定試験 公式テキストブック」のP312~P319に書かれている京菓子。約30種類の京菓子が掲載されていますが、その中でも販売しているお店が書かれている場所を巡っています。
左京区
【鳩餅】茶店ポッポ(旧三宅八幡茶屋)
三宅八幡宮の神使「鳩」をかたどったお餅。
一の鳥居?を過ぎた境内の中にある茶店で販売されています。お茶がついて300円だったかな?
下京区
【松風】亀屋陸奥
織田信長と石山本願寺(一向一揆門徒)たちが戦った時に生み出されたという歴史あるお菓子。
寺内の兵糧が不足したとき、亀屋陸奥の当主がこのお菓子を考案し、これで顕如(11代門主)以下門徒たちが戦い抜いたという。
松風という名前は「わすれては 波のおとかと おもうなり 枕に近き 庭の松風」との歌から。
西本願寺の御用菓子で、門前に店舗を構える「亀屋陸奥」で販売。店内飲食なし。
東山区
【清浄歓喜団】亀屋清永
八坂神社の近くにある「亀屋清永」で販売。店内飲食なし。
奈良時代に遣唐使によって伝えられた唐菓子(からくだもの)の一つだそうで、団喜とも。
巾着袋の形(当時のまま!)に整え、中に餡をつつみごま油で揚げたもの。
八幡市
【走井餅】やわた走井餅老舗
石清水八幡宮の一の鳥居の側、いわゆる表参道の入口にある「やわた走井餅老舗」で販売。
店内で抹茶等と一緒に食べることができます。
もともとは大津で江戸時代に創業(こちらが本店?)
大津の走井という名水を使っているようです。