平山郁夫|鎌倉名誉市民でもある日本画家「平山郁夫」で数珠繋ぎ鎌倉ネタ

平山郁夫|鎌倉名誉市民でもある日本画家「平山郁夫」で数珠繋ぎ鎌倉ネタ

2019-11-01

今回は、なんか引っかかった日本画家の「平山郁夫」を起点にコンテンツを作ってみました。
引っかかった理由は、なんとなくアチコチで聞く名前だなと思ったからかもしれません。

そんな個人的な理由ですみません(笑)

日本画家 平山郁夫

1930~2009年(79歳)。亡くなった時は鎌倉の二階堂に住んでいたそうです。
その2年前の2007年に鎌倉名誉市民になってます。

平山郁夫美術館(尾道市瀬戸田町)

鎌倉とは違いますが、生まれが先日行ったしまなみ海道の尾道市瀬戸田町で「平山郁夫美術館」があります。
その時は、鎌倉にゆかりのある人だと知らなくて、入館せずに通過でした・・・。なんと勿体ないことを(涙)

今回はしまなみ海道ツーリングの二日目です。大三島の宿泊施設を起点に、今日は尾道方面へ出発!※一日目はこちら!https://www.kagolabo.jp/da…
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戦国武将「柴田勝家」の末裔

また、戦国武将「柴田勝家」の末裔だということもあって、柴田勝家が築城した福井県にある「北ノ庄城(旧福井城)」には碑文に揮毫しています。

今回は福井県福井市にある福井城に行ってきました。福井城(続日本100名城 No.137)福井城は何重もの水堀に囲まれた大大名にふさわしい城郭だったと思われます。…
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また、個人的に大好きな奈良の薬師寺にある玄奘三蔵院伽藍
玄奘三蔵の旅の道のりを描いた「大唐西域壁画」が奉納されてます。この絵を描いたのが二階堂のアトリエだったとか。

東京藝術大学に入学して、前田青邨に師事(教えを受ける)していたそうです。

日本画家 前田青邨(まえだせいそん)

1885~1977年(約92歳)。弟子は45歳ほど年下の平山郁夫
出身地の中津川市では前田青邨記念大賞なるものを定期的に開催してますね。記念館は2015年で閉館。。。

いつから鎌倉に来られたか分かりませんが、60歳の時の終戦後に北鎌倉の自宅に戻って、92歳に鎌倉で死去されたようです。

日本画家 守屋多々志(もりやただし)

1912~2003年(約91歳)。大垣市出身。同じ岐阜県出身の前田青邨に師事。
1960年(昭和35年|約48歳)の時、瑞鹿山円覚寺仏殿の天井画「白龍」を完成させる。

1998年(平成10年) 鎌倉中央公民館にて「鎌倉市在住60年 守屋多々志の足跡展」開催
2000年(平成12年) 安国論寺の依頼で「日蓮上人 諫暁八幡」を執筆
2003年(平成15年) 鎌倉生涯学習センターにて「守屋多々志が描く鎌倉の風致展」が開催

大垣市守屋多々志美術館

円覚寺 仏殿

円覚寺仏殿の天井絵は、「前田青邨」監修、「守屋多々志」揮毫(毛筆で絵を描くこと)の白龍の図です。
師弟で完成させたんですね。

円覚寺境内案内HP

日本画家 小泉淳作

1924~2012年(約88歳)。神奈川県鎌倉市生まれ。十二所に居住。陶芸家としての一面も。
平山郁夫とは東京美術学校の同級生。年齢は6歳年上。

建長寺だけでなく京都・建仁寺の天井画も作品。
後援者に北海道の六花亭製菓があり、その施設である中札内美術村には小泉淳作美術館がある。

小泉淳作HP

建長寺 法堂

建長寺法堂の雲龍図を描いたのは小泉淳作。2000年、76歳の時に完成。

建長寺は、三門→仏殿(本尊:地蔵菩薩)→法堂(雲竜図)と一直線に並んでいる。
建長寺境内のご案内

常楽寺 仏殿

円覚寺と建長寺の天井図が出てきたので、ついでに常楽寺の天井図についても補足。
常楽寺の仏殿天井には狩野雪信の「雲龍」が描かれてます。

常楽寺 山門

狩野雪信(1643-1682)は、狩野派の絵師。狩野探幽は大叔父にあたります。ちなみに女性です。

鎌倉名誉市民一覧

鎌倉市名誉市民とは、鎌倉市に居住する、または居住していた人で、文化芸術等で世の尊敬を受ける功績が優れた人に贈られる賞。令和2年(2020年)9月末現在で、8名の方が選ばれています。

川端康成(作家)

1899-1972
ご自宅のあった長谷(甘縄神明社横)に川端康成記念館があって国宝の絵画を2点保有しています。

小倉遊亀(おぐらゆき|日本画家)

1895-2000
下記の映画監督の小津安二郎さんのコンテンツの時にちょこっと触れました。

小津安二郎|北鎌倉から東京深川まで、映画監督小津安二郎ゆかりの地巡り
鎌倉検定の出題分野で結構苦手な「鎌倉文化芸術」分野。鎌倉時代が好きなので、近現代でしかも歴史じゃなくて文化ってなかなかハードル高いです(涙) 苦手分野なので知識…
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横山隆一(漫画家)  

1909-2001
フクちゃんで有名。横山隆一漫画記念館HP。その跡地は、現在、一軒家レストラン「GARDEN HOUSE」。

ガーデンハウス|JR鎌倉駅前とは思えない庭が素敵な一軒家レストラン
今回はJR鎌倉駅から御成方面へ歩いてちょっとしたところにある、素敵なレストランに行ってきました。友人を連れていく、なんていうシチュエーションにとっても使えるとこ…
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加瀬俊一(外交評論家)

永井路子(作家)

1925-
東京生まれですが、3歳で茨城県古河市に転居、30代後半で鎌倉市転居し、その4年後に「炎環」で直木賞を受賞します。古河市の名誉市民でもあります。

※炎環:鎌倉時代の北条義時、阿野全成、梶原景時、北条保子(政子の妹、全成の妻)からなる歴史小説

NHK大河ドラマ「草燃える」の原作としても著書が使われています。

吉田秀和(音楽評論家)

蓮田修吾郎(金属造型作家)

平山郁夫(日本画家)

1930-2009
今回のメインコンテンツ人物ですね。

鎌倉市名誉市民一覧|誰?ってならない為に、8名の鎌倉名誉市民の方ついて調べてみた
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こんな感じで、日本画家を中心に芸術家4名と鎌倉五山の建長寺、円覚寺、鎌倉名誉市民まで関連付けることができました。
面白いですね。次は、だれを軸にして数珠繋ぎしようかな(笑)

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