古都鎌倉に来たら、着物を着て神社仏閣に行って抹茶を頂く等、日本の文化を体験したいですよね。
今回は、日本の伝統文化「茶道」という観点から、鎌倉市内で抹茶&和菓子を頂ける場所をご紹介します。
目次
神社仏閣
ここではお寺の中で抹茶を頂ける場所を4か所ご紹介します。
寺院の中ということで、別途拝観料が必要な場合もあるので注意が必要です。
浄妙寺(喜泉庵)
浄妙寺は鎌倉市浄明寺にあるお寺。鎌倉駅からバスで約10分程度の場所にあります。
臨済宗建長寺派、鎌倉五山第五位の格式高いお寺です。(拝観料100円)
境内に「喜泉庵(きせんあん)」という抹茶を頂ける建物があり、鎌倉の中では一番本格的です。
本格的な分、値段は高いですが、目の前に枯山水庭園もあり、優先順位を上げて訪れたい場所。
<おしながき>
・抹茶と干菓子 660円
・抹茶と季節の生菓子 1100円
<営業時間>
夏)10時~16時半
冬)10時~16時
→浄妙寺(喜泉庵)の訪問記はコチラから
報国寺(休耕庵)
報国寺は鎌倉市浄明寺にあるお寺。鎌倉駅からバスで約10分程度の場所にあります。
境内の奥にある孟宗竹林が有名で、映え写真を撮りに多くの観光客が訪れます。
その孟宗竹林(拝観料300円)の中に、休耕庵というお茶を頂ける場所があります。
カウンターの長椅子形式ですが、目の前の竹林を見ながら抹茶を頂けます。土日祝は大変混みあいます。
<おしながき>
・まっちゃと千菓子
※抹茶券(900円、拝観券含む)は拝観受付で先に支払います。
<営業時間>
・9時~15時30分(受付終了)
明月院(月笑軒)
明月院は鎌倉市山ノ内にあるお寺。北鎌倉駅から徒歩10分程度の場所にあります。
ここは、日本屈指の「あじさい寺」として超有名で、梅雨の時期になると日本各地、そして外国からも観光客が訪れます。
(拝観料500円)
月笑軒は明月院境内の中にある茶寮的なお店です。抹茶だけでなくソフトドリンク、スイーツが頂けます。
写真撮影目的の入店禁止、店内の撮影禁止(商品はOK)など、月笑軒含め、明月院さんは少し厳しめです。
<おしながき>
月ごと変わるみたいです。
<営業時間>
・9時30分~15時45分
円覚寺(佛日庵)
円覚寺は鎌倉市山ノ内にあるお寺。北鎌倉駅の目の前にある巨大なお寺が円覚寺です。
臨済宗円覚寺派の総本山で、鎌倉五山第二位。昔よりかなり減ったようですが、それでも10ほどの塔頭があります。
その塔頭の一つが仏日庵。円覚寺を開基(建てた)北条時宗の廟所です。
境内の中に長椅子があり、そこで抹茶を頂けます。が、青空の元、江戸時代でいう一服茶店形式ですね。
ここは円覚寺(拝観料500円)と佛日庵(拝観料100円)の拝観料が両方必要です。
<おしながき>
・抹茶(温 or 冷)と小鳩豆楽(豊島屋)600円
・コーヒー(温 or 冷)600円
<営業時間>
夏)9時~16時半
冬)9時~16時
安国論寺
安国論寺は、日蓮宗の宗祖である日蓮上人が「立正安国論」を書いた場所にあるお寺。
お寺の受付の横にある「おやすみ処」やその前のテーブルで抹茶をいただくことができます。
両口屋是清さんの二人静が付いてきます。
<おしながき>
・抹茶(温 or 冷) 500円
・コーヒー 500円
※安国論寺は月曜日が閉門しています。
【期間限定】英勝寺
扇ヶ谷にある鎌倉唯一の尼寺「英勝寺」では、総門が開かれるGWの週末に、白藤で有名な藤棚がある和風建築で抹茶と落雁が頂けます。
英勝寺は拝観料が300円。抹茶は500円となります。(2024年度)
ご年配の方が「拝観料払ったのに、抹茶にもお金払うの?」って言ってて、ちょっと引きました・・・。
<営業期間>
4月27(土)、28(日)、5月3(金)、4(土)、5(日) ※2024年度
10:00~16:00 ※雨天中止
神社仏閣以外
ココでは神社仏閣以外で抹茶を頂ける施設を1か所ご紹介します。
カフェ等ではありませんのでご注意ください。また施設入場料も必要な場合があります。
一条恵観山荘(かふぇ楊梅亭)
一条恵観山荘は鎌倉市では変わり種の建物です。
「一条恵観」は、天皇を補佐する公家。昭和30年代に京都からここ鎌倉へ移築されました。
つまりお寺でも神社でもなく、公家の別邸・山荘です。
敷地内に咲く、紫陽花や紅葉などが奇麗で、新しい鎌倉のスポットとなっています。(入園料500円)
この一条恵観山荘の中に「かふぇ楊梅亭(やまももてい)」という喫茶があります。
カフェメニューの中に「抹茶と季節の主菓子」があります。
<おしながき>
定期的にメニューは変わると思われますが、参考程度まで。
<営業時間>
・一条恵観山荘は、定期的メンテナンス休業がありますので、公式HPでご確認ください。
・一条恵観山荘が開いていても、かふぇ楊梅亭はクローズという事があります。公式HPでご確認ください。
※一条恵観山荘の公式HPはこちらから
能舞台茶寮「神楽」(鎌倉能舞台)
長谷の中心地から少し入った道の途中に鎌倉能舞台があり、週に3日(木・土・日)ほどオープンしているのが、能舞台茶寮「神楽」です。
なかなか分かりにくい場所にあるので、超穴場と思われます。
そこでは抹茶と季節のお菓子が頂けます。
が、抹茶以上に「能面ラテ」が、能舞台らしいメニューでおススメかもしれません。
鎌倉能舞台は、能を実際にやっているときは撮影禁止なのですが、カフェでは能舞台をバックに撮影OKです。テラス席もあって犬OK。
能の動画も流れてて、能面の展示などもじっくり見ることができるので、新しい世界を体験できます。
<おしながき> ※税込 Suica使えます
能面ラテ(小菓子付)1,000円
能面ラテ(季節のお菓子付)1,400円
お抹茶(小菓子付)800円
お抹茶(季節のお菓子付)1,200円
珈琲・紅茶(小菓子付)800円
珈琲・紅茶(季節のお菓子付)1,200円
茶道文化検定について
せっかく抹茶を頂くのであれば、茶道について簡単な教養を知っているとより楽しめると思います。
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