(G)六国峠ハイキングコース(京急 金沢文庫方面)|円海山周辺ハイキングコース

(G)六国峠ハイキングコース(京急 金沢文庫方面)|円海山周辺ハイキングコース

六国峠ハイキングコースの概要

今回は六国峠ハイキングコースについてご紹介します。
普通に歩いて1時間30分は余裕で必要なほど長丁場なコースなので、前半と後半に分けています。

市境広場~六国峠ハイキングコース(G18~G1)

距離:約6,560m、
所要時間:約90分、
高低差:約140m(最高150m、最低10m)

お手洗い:あり  G8金沢自然公園内
自動販売機:あり G8金沢自然公園内
休憩スペース:あり

後半G1~G8までは、円海山周辺ハイキングコースのなかでもかなり離れてしまう道なので、他のハイキングコースに入って迂回するとか、そういう遊びはできませんが、このコース自体が歩きごたえのある道になっています。

【前半】市境分岐(G18)~金沢自然公園(G9)

ここからは六国峠ハイキングコースの前半戦。
市境分岐から金沢自然公園「ののはな館」周辺までをご紹介します。

円海山周辺のハイキングコースの中でも、ダントツ一位の長さを誇ります。

とても大変ですが歩きごたえ十分。想像以上に時間もかかりますので、くれぐれも日が暮れて焦ることのないように、早めのハイキングスタートをおススメします。

また、市境分岐(G18)からG16までは、ビートルズトレイル(A)のページに記載していますので、そちらをご覧ください。

【鎌倉・横浜】ビートルズトレイル(A)|コース上の見どころ・分岐点・公衆トイレ等を徹底解説
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関谷奥見晴台

六国峠ハイキングコースのG16、G15地点の間から行くことができる関谷奥見晴台。
H7というナンバリングがされていて、(H)金沢市民の森ルートの飛び地的な位置づけになっています。

【H】金沢市民の森ルート|ビートルズトレイルの分岐道(円海山周辺ハイキングコース)
【A9⇒大丸山山頂】金沢市民の森バイパスルート 今回は、A9地点でビートルズトレイルからいったん離れて、大丸山山頂で再び合流するバイパス道のような金沢市民の森ル…
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眺望は悪くはないのですが、何かシンボル的なモノが見えるという景色では無いので、少し物足りない感じがします。

関谷奥見晴台からの眺望

関谷奥見晴台のは広いスペースの中に、テーブル付きのベンチ、長テーブルが設置されています。

複数のルートからココに登ってくることが可能で、H7地点に建つ道標には(G)六国峠ハイキングコースの金沢天園、金沢文庫方面、(A)ビートルズトレイルの瀬上市民の森、港南台方面の文字など、いろいろな地名を見ることができます。

つまり、間違った道へ進むと大変なことになりますが・・・。

G15~G14区間

関谷奥見晴台を過ぎると金沢自然公園へ向かってハイキングコースが続いています。
定期的(ナンバリング毎)に道標が設定しているので、分岐道を間違えない様に進みましょう。

釜利谷陸橋(G13)

G14点を過ぎると、六国峠ハイキングコースの面白ポイント「釜利谷陸橋」渡りが出てきます。
風景的にはいい気分転換になりますね。

陸橋の下は横浜横須賀道路。左側に見えるのが釜利谷の住宅街なので、下記写真は南側を撮影したものです。

釜利谷陸橋(横浜横須賀道路)

ハイキングコースから階段を高速道路沿いに下っていくと釜利谷陸橋が登場します。
そして陸橋を渡ったポイントがG13地点。

下道へ向かう分岐(西金沢中・中学校前バス停)もありますので、道標が設置されているので行先を確認しましょう。G1へ向かう方向は「金沢文庫方面」です。

金沢市民の森(G13~G12)

釜利谷陸橋を渡った後は、ハイキングコースと言うよりも整備された自然公園内を歩いている感じになります。道標もいつものハイキングコース設置以外の形式が出てきます。

金沢市民の森(公園内?)

G13~G12までは、細かいアップダウンとつづら折りのような曲がり路が続きます。
今まで歩いてきた直線的なハイキングコースと様子が異なるので、間違ったコースを歩いているような気にもなりますが大丈夫です。

【分岐】G12 金沢市民の森ルート?

公園内のコースを出るとG12地点です。
高速道路(横浜横須賀道路)の下にあたる場所でハイキングコースというより、舗装された道がある下界に下りてきた雰囲気です。

写真では分かりませんが、ハイキングコースの案内図ではG12とH2が隣接していて、ここから(H)金沢市民の森ルートに合流して、ビートルズトレイル(A)、大丸山山頂へ向かう道が分岐していると思われます。

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※A9の案内板を加工しています

G11地点

G12地点を高速道路沿いに歩いて行くと、金沢自然公園・金沢動物園の看板が見えてきます。
分かりにくいのですが、地図の左上に現在地とあり、円海山ゲートという入口が近くにあります。

金沢自然公園 案内板

六国峠ハイキングコースはこの看板が見えてもさらに直進します。
※上の説明板では、現在を右側に進んで行く感じとなります。

高速道路の工事によって道の通行止め等があって分かりにくいのですが、下へ向かう階段があれば正解です。植物区エリアの「しだの谷」方面へ向かう分岐がG11です。

金沢自然公園(G10・G9)

しだの谷からは、金沢自然公園の植物区エリアを歩きます。

ハイキングコースとちがって、縦横無尽に道があって迷ってしまいます。G10、G9の標識を見つけて「金沢文庫」の方向へ進みましょう。

金沢自然公園の中心的な建物「ののはな館」はG9地点の周辺に位置しています。
下記のような三角屋根の建物が集合しています。

金沢自然公園ののはな館手前

ここには、自動販売機や公衆トイレがあります。
市境広場からここまで結構な距離を歩いてきましたが、金沢文庫までもまだまだ距離があります(約1時間程度歩きます)

お手洗いや自動販売機もありますので、十分に休憩してから先に進みましょう!

【後半】金沢自然公園(G8)~G1地点

ここからは六国峠ハイキングコースの後半戦をご紹介します。
金沢自然公園のののはな館周辺からスタートです。ここは金沢自然公園・金沢動物園のメイン入口のような場所。

ちなみに金沢動物園は入場料500円が必要です。
自然公園の植物区は無料。ののはな館ではカフェもあります。

駐車場やバス停などがあり、一本道のハイキングコースでは無く自由に歩けますので、道標を探さないとコースに戻れない可能性もありますね。

G8の道標を見つけて、「金沢文庫」と書かれている方向を素直に歩いて行きます。
そうするとG7の道標が出てくるはずです。

公衆トイレ

上記にも記載しましたが、ココには公衆トイレがあります。
案内板によれば9時~17時の時間制限にあるような感じですね。

今回、ここに訪れた時間は16時頃ですが、年末年始で金沢動物園がどうやら閉園の日でした。
なので、駐車場には一台も車が停まっておらず、お客さんも誰一人いませんでした・・・。

公衆トイレ

でも、公衆トイレは空いていました。
金沢動物園が休みの日でも使えることは確認できましたが、時間外でも利用できるかどうかは不明です。

G7・G6地点

G7の道標から先は、金沢自然公園ゲートから出てハイキングコースに戻ります。

途中には横浜横須賀道路の下をくぐったりと、山道だったり、そうじゃなかったり。

高速道路下をくぐる

G5地点

高速道路下をくぐると、後は能見堂緑地まで山道が続きます。

分岐点も結構多いのですが、しっかりと道標がありますので、「金沢文庫」という表示の方向にひたすら進みます。整備された歩き易い道です。

能見堂緑地(G5~G2)

六国峠ハイキングコースではG5からG2付近までが、能見堂緑地ハイキングコースと被ります。
下記のようなハイキングコース案内図がアチコチに立っています。

能見堂緑地ハイキングコース案内図

G4やG3地点の道標がある場所は、すぐ側に住宅地があります。
六国峠ハイキングコースの後半(G1~G5付近)は、住宅地にある細かい緑地を繋いでいます。

ハイキングコースを歩いていても、崖の上にマンションや団地などが建っていたり、ビートルズトレイルのような大きな森の中を歩くような感じではありません。

円海山周辺ハイキングコースは、雰囲気の違うハイキングが楽しめてホントに飽きませんね。

能見堂跡(G2)

G2付近が能見堂跡で、異なる説明板が4つほど設置されています。

昔は能見堂という建物が建っていた場所という事で、広い平らなスペースになっていて、いろんな句碑や墓碑等の石碑も建っています。4つの内の説明板の一つはこのような石碑についての説明が書かれています。

このような石碑が多いということは、昔の(江戸)知識人がこの場所を愛した証拠だと、説明板では書いています。

能見堂跡説明板

そして、昔はここからの景色はとっても良かったらしく、金沢八景の地名由来だそうです。

G1地点 六国峠ハイキングコース起点

G2能見堂跡を過ぎると、長かった六国峠ハイキングコースも終わりです。
最後はコンクリートの階段が住宅街に向かって伸びています。標高もこの辺では約20mほど。

能見堂跡の説明板で、昔は内海が入り込んでいたと書かれているほど標高が低いです。

そして住宅地に下りてくると、六国峠入口の道標が個人宅前に設置されていました。
ここは、金沢文庫駅の近く。ここに、結構遠方にある「鎌倉天園」という文字が見えるのも何とも良いですね。

今回は、標高の高い市境広場からG1六国峠ハイキングコースの入口まで、下り基調の道なので楽でしたが、機会があればG1~市境広場まで登りのハイキングコースを楽しむのも良いかもしれませんね。

鎌倉のハイキングコースマップ

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