今回はJR鎌倉駅から小町通りを入ってすぐ、雑居ビルの2Fにあるお店でヘルシーな料理を頂いてきました。
目次
なると屋+典座(てんぞ)
典座は「てんぞ」と読むらしいです。
鎌倉のお店巡りをし始めて2年くらいたちますが、まったくノータッチのお店でした。
むしろ、お隣のてんぷらひろみさんの方に意識が行ってたくらい。
それが、典座という意味をしってから、がぜん興味が沸いて今回の訪問に至ったという訳。
典座(てんぞ)とは
禅宗寺院で修行僧の食事、仏や祖師への供膳をつかさどる禅宗寺院の役職の一つ。
臨済宗が多い鎌倉の地で「典座」という名称を店名に使うとは一本取られましたね(笑)
円覚寺の方丈の説明板に、
右手前の部分は禅宗寺院の台所である「典座」になっております。
と書かれていますね。
なると屋+典座の場所&営業時間
小町通りを入ってすぐ、i-ZA鎌倉の隣です。
1Fとんかつこまち横の階段を登ったところにあります。
2Fは、なると屋+典座、てんぷらひろみ、食器屋さん?の3店舗分のスペースがある広い場所です。
場所柄や値段からいって、修学旅行等で来ている学生さんはまず寄らないと思います。
※なると屋+典座さんの公式HPはコチラ
営業時間:昼 11:30~15:00(L.O. 14:30)
夜 18:00~21:00(L.O. 20:30)※食材が無くなり次第閉店
定休日 :火曜日、第2.4水曜日
でも、とても人気店。
オープン直後からあっと言う間に満席になって、昼過ぎには2、3組の待ちは当たり前っていう状況です。
平日でこんな感じなので、土日祝日や紫陽花、紅葉シーズンはお店の前からビルの階段下まで並んでいることも・・・。
インスタグラムのフォロワーさんなんかは月替わりで通っているくらいファンが多い店です。
なると屋+典座のメニュー
お店がいつも混んでいる為、なかなか行けないのですが(待つのが嫌いで・・・)2019年に行ったときとメニューは全く変わらず、そして、値段も変わっていません。
この値上げラッシュのご時世に凄いです。
相当努力されているのかもしれませんが、今後値上がりは覚悟ですね。
席に案内してもらって頂いたメニューに書いてあったのは3種類。
当然のように注文するのは、「月替わりのごはん」ですね。
毎月これを食べに行く方もいるみたい。このパターンはsahanさんとよく似てますね。
細かい食事の内容をよく見ないまま注文。(見ても想像つかないですしね・・・)
店内にいる方の9割くらいが、月替わりのごはんを注文していたような感じでした。
なると屋+典座の店内
そして、店内は満席だったので、店内の写真はさすがに撮れませんでした。
でもテーブル席に、厨房前のカウンター席もあるので、結構な人数が一度に入れるキャパでしたよ。
なると屋+典座の食事
10分ほど待ってから食事が提供。もー、見た目からヘルシーっていう感じです。
たまにはこういう食事は取らないといけないなと思ってます(笑)
汁物とか春菊で真緑色で斬新すぎます。胡麻豆腐もなんかものすごく美味しく感じました。
肉類は全くないんですけど、イモがあったせいか腹八分目くらいにはなって、量的にも質的にも大満足です。
食事が終わったあとは店内でちょっとゆっくりして、待ちの人も多そうだったので退店しました。
店内は長居できる良い雰囲気なんですけどね。
11月のごはん(2019年)
野菜を沢山使った旬の食事。
先:ゴマ豆腐、山葵(右下)、飯:薩摩芋、黒米(左下)、汁:春菊、柚子(中下)、鉢:しめじ、ひじき(左上)、小鉢:車麩、長葱(右上)
12月のごはん(2022年)
野菜を沢山使った旬の食事。
先:ゴマ豆腐(右下)、飯:里芋、牛蒡(左下)、汁:干柿(中下)、鉢:丸大根、椎茸、ゆず(左上)、小鉢:しめじ、せり(右上)
なると屋+典座の支払い方法
ちなみに会計は現金で支払いました。
クレジットカードとか使えそうな雰囲気(レジに機械らしきものなし)じゃなかったので。
なると屋+典座の客層
平日昼間の客層になってしまいますが、ざっくり客層です。
・ほぼ女性のお客さん
・単独のお客さんが3割ほどと多め(一人でも全然大丈夫)
・男性客は夫婦、サラリーマンの三人組
こんな感じでした。
お昼12:45くらいに退店したときには、10人ほど(4グループと単独客)が待っていて、階段まで並んでました(驚)
鎌倉ランチとしては1,500円を超えてくるちょっとお高めな感じですけど大人気店ですね。
でも、美味しいし、雰囲気良いし、何と言っても鎌倉っぽいんですよ。
月替わりのランチを楽しみに、友人を誘いたくなるようなお店でした。