鎌倉の公式テキストブックを参考に、鎌倉の神社仏閣へお花めぐりに行ってます。
今回は6月に見られるハンゲショウを見に行ってきました。
目次
ハンゲショウ(半夏生|6月下旬~7月上旬)
ドクダミ科ハンゲショウ属
ハンゲショウ(半夏生)ってドクダミ科なんですね。
ドクダミと言えば「繁殖性の強い雑草」っていう悪いイメージが自分にはあるのでちょっとびっくりです。ドクダミほど見かけませんし。
6月の終わり位から花穂をつけると同時に、下の葉っぱが白くなるので見つけやすい植物かと思います。
白くなる葉っぱもあれば緑のままの葉っぱもあるし、白くなる面積も違うし、不思議な花です。

また、夏至から数えて11日目が「半夏生」で農作業の目安とされた日。その頃に咲くのでハンゲショウ。
また、葉が半分白くなるから「半化粧」でハンゲショウ。
言われもなんか面白いです。
鎌倉検定本には、鎌倉中央公園、広町緑地が掲載されています。
鎌倉中心部(小町、扇ガ谷、雪ノ下)エリア
長慶山 大巧寺
本堂の右側にひっそりとハンゲショウ(半夏生)が咲いていました。
この時期の大巧寺はハンゲショウ(半夏生)よりもアガパンサスの紫色があざやかですね。

東光山 英勝寺
竹林の手前、本堂周りの境内にちょっぴり咲いています。
群生とまではいかないので、半夏生を探そう!という意識が必要かもしれません。


扇谷山 海蔵寺
本堂の裏にある、立ち入り禁止の奇麗な禅宗風の庭園にハンゲショウ(半夏生)が咲いています。
本堂横のやぐらのところから見れます。

大町エリア
楞厳山 妙法寺
妙法寺で有名な苔の石段に行くまでの境内にあります。
大覚殿という、加藤清正公像を安置している小さいお堂の手前側になります。


長谷エリア
行時山 光則寺
4月頃に咲くカイドウで有名な光則寺ですが、カイドウの木の周りはハンゲショウでいっぱいになるんですね。

鎌倉中央(深沢、梶原等)エリア
鎌倉中央公園
寺分口と清水塚入口(メイン入口)の間にある湿生花園。
この半夏生の時期(7月)になると、一面の半夏生です。圧巻ですね。


大船エリア
谷戸の池/北管理事務所(山崎・台峯緑地)
新しくなった山崎・台峯緑地(旧台峯緑地)
昔は、北大路魯山人の窯跡は廃墟の様でしたが、整備されて北管理事務所の一角となりました。
その敷地の中に半夏生が咲いています。


※台峯緑地、谷戸の池近くの半夏生群生地は2023年時点で見つけることができませんでした。
台峯緑地の奥にある「谷戸の池」。池っぽくないですけど・・・。
その近くにはハンゲショウの群生地があるようなので行ってみましたが、ちょっと早かったみたいですね。


谷戸の池は初めて行くには難しいので、下記動画を参考にしてみてください。
日比谷花壇大船フラワーセンター
広大な園内なのに、ハンゲショウはあんまり咲いていません。(確認できたのは二か所)
隅っこの方にひっそりと群生しています。
