目次
天園ハイキングコース(全体マップ)
天園ハイキングコースは、建長寺・今泉台から、天園広場を抜けて、瑞泉寺へ至る、約4km、所要時間3時間程度(鎌倉検定本によると)のコースです。
天園ハイキングコースは長いので、
・今泉台~今泉十字路(前半道)
・今泉十字路~天園広場(中盤道)
・天園広場~瑞泉寺(後半道|通行止めの為、現在記事なし)
・その他支線&サブ路コース
とに分けてコースの詳細情報を記載することにしました。
YouTubeでは全コースを撮影(カット無し)していますので、こちらもご参考下さい。
※2022年4月現在、天園ハイキングコースの通行止めはすべて解除されました
天園ハイキングコース(前半:今泉台~今泉十字路)
距離:約800m、所要時間:20~30分程度のコースです。
YouTuebでは、今泉台のハイキングコース入口からスタートしていますが、他にも
・明月院通りの奥(このページ下部に記載)
・建長寺半僧坊(建長寺の拝観料500円が必要)
からも、天園ハイキングコースに合流することができます。
天園ハイキングコース(前半)の見どころ
勝上けん展望台
建長寺半僧坊から、さらに階段を150段ほど登った場所が勝上けん展望台(しょうじょうけんてんぼうだい)。
材木座、由比ガ浜、藤沢方面から富士山まで望むことが出来ます。
ここから建長寺半僧坊や建長寺境内を行き来するには拝観料500円が必要になります。
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![](https://i0.wp.com/1192-diary.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_1981-1024x768.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
十王岩(かながわの景勝50選)
大きな岩に閻魔大王など三体(向かって左から如意輪観音・血盆地蔵・閻魔大王)が掘られたのが十王岩。
「鎌倉十王岩の展望」は「かながわの景勝50選」に選ばれています。
ハイキングコースからちょっと岩を登る感じになるので、知っていないとスルーしてしまう可能性大です。
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十王岩の横にある、大きな岩の上からは一直線に延びた若宮大路を見ることができます。
十王岩が鎌倉の北にあることを教えてくれていますね。
天園ハイキングコース(前半)の分岐点
明月院口分岐
明月院から今泉台方面へ向かう道を歩いて、石かわ珈琲店を過ぎすると見える、右側の急坂を登った先にあります。レストランIsayahの近くに登り口があります。
天園ハイキングコースからは、案内板は出ていませんので、実際に歩く人はそれほど多く有りません。
途中には長い石段を上り下りします。
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建長寺半僧坊分岐
建長寺半僧坊から石段を登ってくるコースです。
拝観料500円が必要なため、ケチって明月院や今泉台入口から来る人も多いですが、個人的には建長寺からのこのコースが一番おススメです。
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朱垂木やぐら(~公暁辻) 分岐
距離:約470m、所要時間:10分程度のコースです。
天園ハイキングコース上にある石標の側にある下に向かう山道を降りていくと、朱垂木やぐらを経由して、西御門の最奥にある公暁辻へ繋がっています。
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朱垂木やぐらとは西御門の山奥にあるやぐらで、やぐらの天井に紅殻塗の太い平行線の模様があり、朱色の垂木のように見えることから名づけられました。
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天園ハイキングコース(中盤:今泉十字路~天園十字路)
距離:約1600m、所要時間:20~30分程度のコースです。
今泉十字路から獅子舞、瑞泉寺方面への分岐地点までのコースです。
鎌倉市最高峰の大平山や天園を通る、天園ハイキングコースのメイン道になります。
お手洗い
天園ハイキングコース唯一のお手洗いです。
大平山と天園広場の真ん中、鎌倉カントリークラブが目の前に広がるコース上にあります。
外観は少し汚れていますが、定期的に掃除されているので、まあまあ奇麗です。
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天園ハイキングコース(中盤)の見どころ
鷲峰山山頂
覚園寺の山号にもなっている鷲峰山(じゅぶせん)。 鎌倉では4番目に高い127.9m山です。
覚園寺さんが真言宗と言うこともあって、弘法大師像が設置されています。
天園ハイキングコース上からは崖みたいな場所を登るので分かりにくいですが、コース上の左側をチェックです。
※ちなみに本当の鷲峰山山頂はもう少し先に行った場所にあるらしいです。
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大平山山頂(鎌倉市最高峰)
標高159.2mの鎌倉市最高峰の山です。
眺望は横浜市側に開けていて、鎌倉カントリークラブ、鎌倉パブリックゴルフ場の向こうにランドマークタワーなどが望めます。
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![](https://i0.wp.com/1192-diary.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_1997-1024x768.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
天園広場
大平山から鎌倉カントリークラブ沿いを過ぎてしばらく歩くと天園広場です。
昔はここにベンチとか置かれて、自動販売機なんかも置いてあったような気もしますが、今は何もありません。
ここから、横浜方面へ抜けるハイキングコースへの分岐があります。
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天園ハイキングコース(中盤)の分岐点
天園ハイキングコースの前半と中盤コースの分割地点にしているのが「今泉台十字路分岐(勝手に名付けてます・・・)」
ここからは、覚園寺、今泉台、建長寺、天園方面へと、まさに天園ハイキングコースの交通の要衝です。
覚園寺口分岐
覚園寺のちょっと手前に登り口があります。
覚園寺口から天園ハイキングコースまでの合流コースは、鎌倉市公式ハイキングコースにもなっているので、案内板がしっかりと設置されています。
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![](https://i0.wp.com/1192-diary.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_1897.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
今泉6丁目公園分岐
分岐道の中でも一番短いコースで100mも降りると、今泉台六丁目公園に到着します。
この公園からは「散在ガ池森林公園南口」が近いです。
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横浜市方面分岐
天園広場と獅子舞・瑞泉寺分岐の間にある、横浜市方面へ向かう分岐点。
案内標識には「金沢八景・文庫」という行先が書いています。
今後の調査対象ですね ^ ^
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獅子舞分岐
紅葉の名所「獅子舞」と瑞泉寺へ向かう分岐点です。
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天園ハイキングコース(後半:天園十字路~瑞泉寺)
2022年4月現在 通行禁止は解除されました
お手洗い
瑞泉寺前
天園ハイキングコース上ではありませんが、瑞泉寺口の近くにある瑞泉寺の横に公衆トイレがあります。この先、天園までお手洗いがありませんので必要に応じて活用しましょう。
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天園ハイキングコース(後半)の見どころ
貝吹地蔵
時は鎌倉幕府滅亡の1333年。
北条高時の首を新田義貞勢に渡ることのないように家来が首を持って逃げるも隠し場所に窮した時、地蔵が貝を吹いて、瑞泉寺の偏界一覧亭から天園に向かう谷間に導き、首を埋めたという伝説。
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瑞泉寺裏やぐら群
瑞泉寺の裏山にあるやぐら群
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天園ハイキングコース(後半)の分岐点
明王院分岐
メインルートではない為、道標に行先は書かれていませんが、明王院へ抜けるルートがあります。
ただし、あまり人が歩かない道のため、夏場は蜘蛛の巣やスズメバチなど難路になることが予想されます。
歩くなら冬場です。
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明王院へ抜ける道の途中には、伝大江広元墓やはじめ弁天などがあります。
昔は十二所へ抜ける道もあったようですが、現在はロープが張られ立入禁止のような感じになっています。
胡桃ヶ谷-瑞泉寺分岐
メインルートの瑞泉寺へは道標の通りに右側へ分岐して下山していきます。
道標を無視して、直進した場合は天園ハイキングコース胡桃ヶ谷口に抜けます。
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覚園寺口コース
距離:約800m、所要時間:15~20分程度のコースです。
覚園寺コースの見どころ
百八やぐら
入口はかなり分かりにくいですが、今泉台十字路分岐のすぐ手前に山側に登れる小さな道が出来ていると思いますが、そこから間近に百八やぐらを見ることができます。物凄い数のやぐらで圧巻です。
鎌倉検定本によると、
百七十七穴あり、鎌倉で最も規模が大きいやぐら群。百八の煩悩になぞらえて名づけらえたとか。
一般的なやぐらの形から珍しい様式まで、鎌倉にあるほぼすべてのやぐらの形式が見られるようです。
国指定史跡 覚園寺境内の一角
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獅子舞コース
距離:約800m、所要時間:15~20分程度のコースです。
獅子舞コースの見どころ
獅子岩
岩がライオンの形に見えることから獅子岩(ライオンロック)とか。
この岩を起点に、獅子舞核心部がスタート(or終了)、天園に向かって急な階段を登り始めるなど、コースの状況が変わります。
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紅葉スポット
獅子岩のちょっと下側に、イチョウの木とカエデの木が沢山植えられている場所があり、鎌倉随一の隠れた紅葉の名称になっています。
11月下旬からイチョウの黄葉、12上旬からカエデ紅葉のピークを迎えます。
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鎌倉のハイキングコースを見る
動画(YouTube)で見る
鎌倉市内(&近隣)で歩けるコースの動画を収録していますのでご参考まで
Webページ(HP)で見る
鎌倉ハイキングコースを紹介しています。(随時更新中)
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