石上神社例祭とは
毎年、7月海の日に行われる例祭。
会場の安全祈願をする神事。神輿を船に乗せて、海上で御供(赤飯)を流します。
残念ながら船に乗ることは叶わないので、実際の御供流しを見たことはありませんが・・・。
御霊神社(坂ノ下)
石上神社は御霊神社の境内社。本殿の右側にあります。
※最近は、境内の写真撮影が禁止になりました。
鎌倉市には御霊神社が何ヶ所かあり、ここは坂ノ下御霊神社とか、御霊神社(坂ノ下)と書かれたりします。
ご祭神は鎌倉権五郎景政 または 鎌倉権五郎景正。平安時代の創建です。
下記は、写真撮影禁止前に撮った写真です。
石上神社例祭のスケジュール
2023年の海の日は、7月17日(月)
先日に宵宮祭が行われますが、本番の神幸祭・お供物流しは、海の日の午後2時から坂ノ下海岸で行われます。
※ちなみに赤い文字で「午後八時~十四時」って書いてあるのは、寄付受付時間であって例祭の時間では無いのでご注意を!
例祭当日14時頃、まず神社にて祝詞と神楽が行われ、赤飯を高盛りにして白い和紙の御幣を立てた御供と御神酒を神輿に供えます。その後、若者が神輿を坂ノ下の海岸へ運び、船に乗せます。
※当日は開始の14時に間に合わず、最初の方の写真がありません・・・。
と言っても、境内写真撮影は禁止なので、やはり写真は無かったかもしれませんが・・・。
14:20分頃
坂ノ下海岸では、船が乗せられた神輿が返ってくるのを待っています。
船に乗せられた神輿とともに、若者が御供を差し上げながら、社殿に安置されている石があった岩礁まで(江ノ島が見える所の沖)泳いでいくと、神主が祝詞をあげ、榊を海に投げ入れます。
泳いでいる若者(結構年配の方もいらっしゃいますが・・・)はひと口ずつ御供(赤飯)を食べ、残りを海に投げ入れて海神に供え、海上の安全祈願を行います。海に御供を流すので「御供流し」とも呼ばれています。
14:30分頃
徐々に泳いでいる若者らが海岸まで戻ってきて、最後に船が戻ってきます。
14:40分頃
海岸を出たお囃子・お神輿は、国道134号線を「坂ノ下」交差点方面まで進み北上します。
14時45分頃
「星の井通」交差点を左折して、力餅屋さんを右折し、御霊神社まで戻ります。
YouTubeで石上神社例祭を見る
祇園祭とは異なる鎌倉の夏祭り
7月は京都にて祇園祭が行われているように、鎌倉でも八雲神社系で行われる例祭が多く行われます。
しかし、この石上神社は祇園祭ではなく、石上神社固有のお祭りになっています。