くずきりみのわ
今回は、銭洗弁財天宇賀福神社や佐助稲荷神社へ行くときに、いつも気になっていた、くずきりで有名な甘味処「くずきりみのわ」さんへ行ってきました。
結構、お店は閉まっている時も多くて、開いているときにお店の横を通ると、今日はラッキーだとか勝手に思ってました・・・。
くずきりみのわの場所、営業時間
「くずきりみのわ」さんの住所は鎌倉市佐助。
JR鎌倉駅からは歩いて12分程度(と、ホームページに書いています)の場所にあります。
一番分かりやすい行き方は、JR鎌倉駅の御成通り側に出て、紀ノ国屋(スーパー)方面に向かって直進。「市役所前」交差点をさらに直進(市役所通り)します。
左手に鎌倉市役所を見ながらトンネルを通り、右手に甘味処こまめさんを通過すると「佐助一丁目」交差点にでます。そこを右折して佐助稲荷神社方面へ歩いて行くと100mほどで到着します。
鎌倉の神社の中では、鶴岡八幡宮の次に観光客が多いと言われる「銭洗弁財天 宇賀福神社」へ通じる道なので観光客も結構歩いている道になります。
お店近くはT字路になっていて、鎌倉歴史文化交流館や鎌倉でもう一つ有名な甘味処「茶房 雲母」さんへも通じています。
※くずきりみのわさんの公式HPはコチラから
営業時間:10:30〜16:30(LO 16:00)
定休日 :日、月、火、金
一週間のうち営業している日が3日と少なくて、営業日が変則です。
その他に臨時休業などもありますので、お店に行く前には必ず公式HPやインスタグラムなどをチェックして行かれることをお勧めします。
食べログ情報によると、駐車場が3台分あるようです。必要であればお店にお問い合わせを。
くずきりみのわの店内
くずきりみのわさんは昭和46年創業の超有名店。
雑誌とかでも良く紹介されますし、2020年には食べログ百名店にも選出されました。
長時間待つのは嫌だったので、オープンちょっと前に訪問。時期は11月下旬でした。
結果、お客さんは3組でオープン直後には待たずに入ることができました。
くずきりはどちらかというと夏に食べたいので、冬場は結構空いているのかもしれませんね。
お店の中は和風で落ち着いた感じがします。座席数も4名掛けテーブルが結構あるので収容人数的には30人くらいは大丈夫そうです。
そして、全く知らなかったのですが、くずきりみのわさんの建物の奥が庭になっています。4人座れるあずやまの席、横並びの縁側の席があり、かなり素敵な空間です。
今回は一番だったので、席を自由に選ぶことが出来たので、あずまや席に案内して頂きました。
日本庭園を眺めながら食べるくずきりはまた絶品です。
冬場に入ってきて気温は低めでしたが、陽はまだ暖かく、あずまやの中を温めてくれました。
店内もおススメですが、庭の席は超おススメです。
くずきりみのわのメニュー
メニューはテーブルと、店内(店内と厨房を区切る柵)に貼ってありました。
冬場なので「田舎しるこ」とかも惹かれますが、メインは「くずきり」ですね。メニューの左上に記載があります。
テーブルのメニューには写真も付いていますので分かり易いです。
また、くずきりみのわさんの公式HPにも「おしながき」ページがあり、奇麗な写真と値段もちゃんと表示していますので、お店に伺う際の参考になると思います。
公式HPのメニューと値段がしっかりと更新されているのであれば、2021年時点のメニューと(現在2023年)値段はかわっていませんね。
くずきりみのわの食事
くずきりと抹茶
今回が初くずきりみのわさんと言うこともあって、まずはお店の代表メニュー「くずきり」と、少し寒い時期だったので、暖かい「抹茶」が付いたセットにしました。1,400円(税込)
HPにも書かれているように、オーダーを取ってから葛粉を溶いて一人分ずつ作っているようで、とても新鮮なくずきりを頂けます。
ちょっと時間はかかりますけど、日本庭園見ながら待つので全然問題なしです。
くずきりみのわさんくずきりは冷水に浸されてやって来ます。
黒蜜が別のお椀に注がれていて、そちらに浸して食べるのですけど、もう絶品です。
ここの「くずきり」より美味しくずきりを食べたことはありません。並んででも食べてもらいたいです。
くずきりは出来上がってから急速に白濁、弾力がなくなるらしく、また材料に防腐剤も使っていない為、持ち帰りや地方発送はNGとのこと。店内で食べる分にはとっても嬉しいことですね。
くずきりみのわさんで使っているくずは「吉野葛」。奈良の吉野は護良親王や後醍醐天皇ゆかりの場所。
奈良好きの自分としてはこの辺も食べたくなる理由の一つになります。
くずきりみのわの支払い方法
食事が終わったらレジにてお会計になります。
支払い方法は現金で。食べログにもクレジットカード、電子マネーは不可と記載があります。
鎌倉市佐助周辺には、美味しい甘味処が何ヶ所かあります。
・くずきりみのわ → くずきり
・茶房 雲母 → 白玉
・甘味処こまめ → 黒かん
それぞれのお店が得意分野を異にして、共存共栄している風が良いですね。どのお店も鎌倉に昔から根付いているので、長く営業していってもらいたいです。そのためには通わないとですね!