sawvi|隠れ家すぎる、奥鎌倉にある小さな一軒家「糀とカフェ」のお店

sawvi|隠れ家すぎる、奥鎌倉にある小さな一軒家「糀とカフェ」のお店

sawvi(ソウビ)

今回は鎌倉市浄明寺の山際にある小さな一軒家カフェへ。

sawviの外観

朝夷奈切通や十二所果樹園へハイキングに行った帰りに立ち寄った、糀(こうじ)をテーマにしたとても素敵なお店に訪問することができました!

ちなみに、糀と麹は漢字表記が違うだけで、同じことを指すようです。sawviさんでは一貫して「糀」という日本の国字を使っています。

:日本で作られた国字
:中国から来た漢字

sawviの場所、営業時間

sawvi(ソウビ)さんの住所は鎌倉市浄明寺。
とは言え、浄明寺って結構広んですよね。金沢街道が鶴岡八幡宮から朝夷奈(鎌倉霊園)に向かって伸びていますが、その途中、道路の南側が浄妙寺です。(北側が二階堂)

そして、浄明寺の中でも、鎌倉の奥座敷と言われる「十二所」のすぐ近くです。
※鎌倉駅から歩くと、約3kmで40分くらいかかります。

JR鎌倉駅から、金沢八景や鎌倉霊園行きの京急バスに乗り「泉水橋(せんすいばし)」というバス停が最寄りになります。

泉水橋の交差点には「アルファベッティカフェ」っていう、赤くて可愛らしいカフェがあるのですが、その横の道を山側(南側へ)。

その辺に行くと、電柱に「sawvi」と書かれた案内があると思うので、矢印通りに進みましょう。

最後は、下記のような山に向かって伸びる一本道の路地を行き止まりまで進むと左側にお店が現れます。
このお店を知って、わざわざ行く人じゃないと通らないような道です。

sawviへ向かう路地

でも、隠れ家チックで、お友達を連れていけば驚いてくれること間違いなしの立地だと思います!
行くのは結構大変ですけどね・・・。

sawviの公式webページはコチラ

営業時間 11:00~18:00 
定休日 月、火(祝日の場合は翌平日)
住所 神奈川県 鎌倉市 浄明寺 5-6-1
電話番号 0467-37-5188    

駐車場について

お店の前には車を置けるスペースはありませんし、そもそもお店に行くまでの路地が車は通れません・・・。

金沢街道沿いにあるコインパーキングに停めましょう。

sawviの店内

sawvi(ソウビ)さんは一軒家形式です。
お店の方が「大きなお店では無いので」とおっしゃいます。

とはいえ、レイアウトが面白くてお客さんも10人くらいは受け入れられるキャパシティがあります。

まずお店の裏側に6名掛けの長いテーブルが置かれた個室スペースがあります。
今回の訪問では、このスペースを使わせて頂きました。時には、相席になることもあると思います。

6名付近であれば、事前に予約をすれば利用できるかと思います。

装備の店内「個室(約6名)」

この場所は、お店の裏側の入口から入るですが、レジとキッチンの裏側にあたります。

お手洗いはこの個室を通って、キッチンの手前側に一か所あります。そして2階へ行く階段もお手洗いの正面にあったりと、個室と言いながらいろんな動線を受け入れているスペースです。

sawviの店内「テーブル2つ」

そして、もう一つはレジの手前側に2名と3名用のテーブルが2つ設置されています。こちらはお店の正面入り口から入って利用することになると思います。

外からも入れそうな扉はありますが(上写真)

sawviのテラス席

そして上写真がテラス席です。最大4名行けそうですが、冬はストーブが置いてますが寒そうですね。
そもそも、この鎌倉市十二所側はめちゃくちゃ寒い場所ですので・・。

テラス席の左に見える窓ガラスの奥が個室スペースで、窓ガラスの横に店内に入る扉があります。

テラス席やレジ横の2名掛けテーブルのお客さんがお手洗いを利用するときは、この個室へ繋がる扉を入ることになりますね。

こんな感じでお店内のレイアウトも結構面白いですよ。

sawviのメニュー

sawvi(ソウビ)さんのメニューは公式HPにも掲載されていますし、お店にも冊子のメニューがあります。
HPより、お店の冊子の方が説明文も書いてあって、詳しく分かり易いです。

sawviさんは「糀のある暮らし」ということで、ほぼすべての料理に「糀」を利用しています。

そして実家が福井県の農園ということで、農薬不使用の特別栽培コシヒカリを手掛け、そのお米を使って「糀菌」を作っているとのこと。(間違ってたらすみません)

自分も母方の実家が福井県なので、少し親近感が沸きますね。

そしてランチメニューは3種類。
レギュラーがコロッケか唐揚げ、そして季節限定のメニュー(冬場はポトフ)でした。

ドリンクセット、デザートセット、季節のパフェセットで値段が変わり、メニューは税込料金です。

普通のドリンクセットと言ったら、コーヒー、紅茶、オレンジジュースみたいな感じですが、このお店では甘糀を使ったオリジナルドリンクが付けられるので、かなり嬉しいですね。

2024年1月時点のメニュー

そして、甘糀ラテには、カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュの焙煎した豆を使ってるそうで、さらに迷わせる選択肢になってます。

ランチ(お品書き)

メニューの他にランチのお品書きという説明書きがありました。
一品一品に糀や味噌を使ったこだわりがあり、これを読みながら食事を頂くのは楽しいですね。

「生甘糀」に並ぶ人気商品に「はまな味噌」があるっていう風に書いています。
これは福井県の郷土料理。味噌にも「糀」が使われるので同じ仲間商品ですね。

ランチのお品書き

とにかく、塩甘糀、スパイス、鎌倉野菜、味噌などなど、身体に良い料理であることは100%間違いないですね!

sawviの食事

ということで、三種類のランチから悩んだ結果、ちょっとお肉が食べたかったので唐揚げ定食に。

糀とスパイスの米粉地鶏唐揚げ定食

ただの唐揚げじゃありません。糀とスパイスと米粉です。
料理の事は良く分かりませんが、身体に良さそうなモノを使っているということは良く分かります(笑)

糀とスパイスの米粉地鶏唐揚げ定食

ランチの食べ方としては、まずスプーンに盛られてる「生甘糀」をそのまま一杯食べます。(下記写真)
これで、内臓が元気になり、食事を迎える準備をし、腸内環境や免疫力を高める効果があると。

食前に頂く「生甘糀」

野菜のドレッシングも甘糀ドレッシング。季節の汁物も美味しいです。
唐揚げは塩甘糀とスパイスで漬け込んでいるのが、スパイシー(ちょっとインドっぽい)な味付けになってます。

総じて、全品めちゃくちゃ美味しいです。
値段は正直、安くもないのですが(高すぎでもない)、満足感はとっても高いですね!

ドリンクセット

ランチはドリンクセットにしました。
食事が終わってから、ドリンクのオーダーがありました。

という訳で食事中も悩めます(笑)、というか、本当に全メニューに興味がわいて悩みます(笑)

最終的には、ヴィヴモンというワードに惹かれて「甘糀ラテ(HOT)」に。
友人がオーダーした甘糀のジンジャーミルク(HOT)も一緒に写真撮影です。

他にも、純甘糀、甘糀のバターアップル、オリジナル甘糀チャイを皆さんがオーダーしたので、いろいろ試し飲みさせて頂きました。

ドリンクセット(甘糀のジンジャーミルク・甘糀ラテ)

個人的には、甘糀のバターアップルが一番美味しかったかな?時点は甘糀のジンジャーミルク。
(味の好みは人それぞれなので、参考程度に)

最終的な料金は、
ランチドリンクセット(2,310円)+770円のドリンク”甘糀ラテ”(110円)で、2,410円(税込)です。

sawviの支払い方法

食事が終わってからお会計です。個室利用の倍はレジが無いのでテーブル会計のような形になります。

また、支払い方法は、現金、カード、電子マネー、QRコード等なんでもOKのようですが、個別会計ができませんのでご注意を。

最近は、PayPay等でその場で友達間送金できるので、個別だろうが纏めだろうが問題ないですね。

sawviのPRODUCT

さて、sawvi(ソウビ)さんはカフェだけではありません。
お店の2階は洋服関係、食器、日用品のセレクトショップになっています。

一階の個室の横にある階段、靴を脱いで2階へ上がるとそこがお店になっています。

sawviの二階(雑貨)

また、フード系の持ち帰りもあります。
こちらは一階のレジにて。

甘糀、糀、米、味噌、米粉のお菓子、どら焼き、手作り味噌キットなど、気になる商品が沢山。

今回は生甘糀(白米)と大豆あんバターどら焼きを購入しました。

sawviのフード商品

苦労してでも行く価値のあるお店”sawvi”

と言う訳で、食事も買い物も楽しんでしまいました。
行きにくい場所にあるsawvi(ソウビ)さんですが、そこまでして行く価値のあるお店だと思います。

鎌倉観光と絡めるなら、朝夷奈切通の歴史ハイキングとか一条恵観山荘の紫陽花、紅葉観賞などと一緒に行かれると一日楽しめるはずです!

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