鎌倉検定の公式テキストブックを参考に、鎌倉の神社仏閣へお花めぐりに行ってます。
今回は5月に見られる「ユキノシタ」を見に行ってきました。
目次
ユキノシタ(雪の下|5月下旬~6月上旬)
ユキノシタ科ユキノシタ属
ユキノシタは小さくて可憐な花ですね。目立つ要素があまりなくて「目に入って来る」花ではないような気がします。ただ、一回見つけると特徴のある花なので、アンテナが立って探しやすくなるかと。
湿った場所、半日陰地の岩場、岩崖を好んで生育、花びらは5枚、下に大きいのが2枚、上に小さいのが3枚。そこに注目するのも見つけるコツですね。
ですが、岩場のために根が生育しにくく、繁殖力が弱い植物なので、ある意味見つけるの難しいかも。
また、ユキノシタの葉っぱには特徴があります。
蓮のような丸い形の葉に、白い筋が入ります。ユキノシタの花が咲く前に葉っぱを見つけておくこともできそうです。天ぷらにして食べたり、やけどに効いたりするようです。
鎌倉検定本には、浄智寺、上杉憲方逆修塔が掲載されています。
北鎌倉エリア
金宝山 浄智寺
三如来のいらっしゃる仏殿を過ぎると、中庭沿いを歩くことになりますが、その左側の岩崖に沢山ユキノシタが咲いています。
瑞鹿山 円覚寺(塔頭 伝衣山 黄梅院)
黄梅院への入口の石段にユキノシタが沢山咲いていました。
6月中旬近くになると、ちょっとピークを過ぎた乾いた感じの花になってました。
西台山 光照寺
光照寺の境内ではありませんが、光照寺から手前の細い道を「幻董庵方面(小袋谷方面)」に曲がった壁にユキノシタが咲いています。
天園ハイキングコース(今泉台入口)
天園ハイキングコースのスタート地点です。
その周辺には紫陽花と共にユキノシタが大量に咲いていて圧巻でした。
扇ガ谷・小町エリア
仮粧坂下
海蔵寺へ向かう道を左に曲がり、景清の土牢から仮粧坂までの左側にユキノシタが咲いています。
ここは紫陽花でも有名な道で、上に紫陽花、下にユキノシタのコラボになってます!
金沢街道エリア地区
理智光寺ヶ谷
護良親王の墓周辺に広がっている理智光寺ヶ谷。
今はかなり山を切り開かれて住宅街になってますが、浄明寺の石窯ガーデンテラスを隔てる山際に沢山のユキヤナギが群生しています。鎌倉一かもしれません。
長谷・極楽寺地区
大仏トンネル
梶原・火の見下側から大仏トンネルに入る直前の左の崖にユキノシタがちょっと咲いてました。
鎌倉検定本は、その花が咲いている神社仏閣の場所は書いていますが、探しながら歩いていると見つけられますね。最近が石崖があると、ついユキノシタを探してしまいます。(でも意外と咲いてません・・・)
上杉憲方逆修塔
鎌倉検定本には上杉憲方逆修塔が掲載されているんですけど、どうやら今は私有地内にあるらしく普通に見ることは出来ないようです。(載せないでよ・・・)
上記の伝上杉憲方の墓近くに逆修塔があるようです。(説明板にその記載があります)